ビオトープ科 | 大阪建設専門学校 | 学校法人西沢学園

ビオトープ科

野生生物と人との共生。
これからの社会に新たな付加価値を加える。

多様な生き物が持続して暮らせる生息空間「ビオトープ」について学ぶ!

「ビオトープ」って?

ビオトープという言葉を、様々な場所で聞いたことがあると思います。この「ビオトープ」とはどういう意味でしょう。ビオトープは、ギリシア語のbio(生命)とtopos(場所)を基にして作られたドイツ語で、直訳すると「生命の場所」という意味になります。もう少し加えると、他の場所と明確に区別することのできる特徴があり、生息する生物が互いの関係の中で構築している空間ということです。

総合学園の強みを活かし、
エコを活用した都市型緑化など、
これからの環境生成AI社会を作る技能を修得します。

自然環境と遺伝子工学、3D-CG環境シミュレーションについても学びます。地球温暖化などの環境問題や減りゆく野生生物の現状、外来生物問題、生物多様性など様々な視点で環境を視る力を身に付けます。太陽光発電をはじめとしたECO対策も!

主なカリキュラム

授業

  • 保全生態学
  • 環境関連法規
  • ビオトープ論
  • ビオトープ計画
  • ビオトープ施工
  • 造園・測量
  • 都市計画
  • 郷土保全
  • 環境アセスメント
  • 生物・生態・動物学
  • 生物分類
  • 分析科学

実習

  • 設計製図
  • 2次元CAD
  • 屋外生態調査
  • 河川環境調査
  • ビオトープ
  • 飼育管理
  • 人工繁殖
  • 動物行動観察記録
  • 鳴声信号分析
  • 危険物取扱
  • 動物体のつくり
  • 科学・生物実習

ビオトープ科1年次(例)

実習

時間
1 9:10~10:00 数学 飼育管理 設計製図 都市計画 生物学
2 10:10~11:00 MB 生物分類学
3 11:10~12:00 土木 測量 科学
昼休憩
4 13:00~13:50 OA実習 愛玩動物 造園 環境CAD実習 遺伝子工学
5 14:00~14:50 プレゼン バイオ英語
6 15:00~15:50 英語 環境 危険物

環境社会に必要な技術者を育成する
「ビオトープ科」

淀川調査

琵琶湖から流れ出る唯一の河川「淀川」。古くから私たちの生活に深く関わってきましたが、水質汚染やかんがい工事のため、淀川の環境は大きく変化し、また外来生物の侵入も生態系を変える要因になっています。貴重な生き物のいつまでも共存できる環境を維持することは、淀川の水に頼っている私たちの生活にとっても大切です。水質、魚、水草、河川敷などあらゆる角度から淀川を調査し、淀川の環境と生き物を守るためにはどうすべきかを研究します。

ビオトープ演習(3DCG)

コンピュータの画面上に作り上げられた仮想都市空間に、自分だけのビオトープ計画に基づき多様な植栽や構造物を配置し、理想的な空間を創りあげます。多様なニーズに応じた空間を画面上で操作し、様々な角度から見ることができます。

卒業までの流れ

環境工学を身に付けたビオトープ管理士として、業界デビュー!

  1. 1

    基礎をマスター

    まずは、生態学、バイオ総論、測量などの生態系や、建築系の基礎をしっかりとマスターします。

  2. 2

    専門科目を修得

    ビオトープ計画、都市計画など専門科目や環境関連法、小論文対策も加えてビオトープ管理士試験に万全な態勢で臨みます。

  3. 3

    応用分野も充実させる

    環境分析、動物行動の観察記録法、屋外生態調査、さらにはミニチュアビオトープにより実際の応用分野も充実させます。

  4. 4

    就職

    ビオトープ計画管理士(日本生態系協会)取得で業界デビュー!

校内養成課程で
取得できる国家資格

電気通信の「工事担任者 第二級デジタル通信」(国)

端末設備の接続および配線工事を行い、
または監督することができる技術者です。

取得できる国家資格など

求められる資格

昼間2年制ビオトープ科

野生生物と人との接続可能な共生について学ぶ2年間

1学年

基礎課程(環境と生物の知識)

2学年

応用課程(実践から基礎・技術を修得)